尺骨神経前方移行術のオペ前検査
初診の時には必ずX線写真をまず撮るところから始まります。骨の今の形態を知るためです。
そして医師との相談をし、上腕骨を切るのか、それともワタシのように尺骨神経のみを前方に移行して圧迫から逃がしてやるのか、を決めます。
どちらにせよオペをするとなるときちんとした検査をしておかないといけません。健康な側の肘のX線写真も必要です。あとはCTで細かく肘の形態を知ります。3D画像も作ります。
またMRI、超音波エコーにより圧迫されている尺骨神経の状態を調べます。尺骨神経はとても太いのですぐに確認できるはずです。圧迫されて炎症を起こしている場合、MRIでははっきりと高信号が出ます。
後は通常の入院前の検査(血液検査など)をこなすだけです。
とにかくオペ前までは風邪を引かないように細心の注意を払ってください。通常は、全身麻酔でされるオペですので風邪をひくと全身麻酔が出来なくなります。(正確にはかなり出来にくくなります。)
その場合は、局所麻酔や伝達麻酔でオペをしなければならなくなります。